高島市を知る
「新・日本街路樹100景」のメタセコイア並木や、「日本のさくら名所100選」の海津大崎の桜並木など、日本百選に数えられる名所が13ヶ所もある高島市は、いったいどんな街なのでしょう。
高島市の概要
高島市は、マキノ町、今津町、朽木村、安曇川町、高島町、新旭町の5町1村が合併し、2005年に誕生しました。滋賀県の北西部に位置し、東は琵琶湖、南西は大津市と京都府、北西は福井県に接しています。市の面積は693.05 ㎢。その大半が森林で、琵琶湖へ注ぐ水の3分の1を生みだす地域といわれています。
古来より京都・奈良の都と北陸を結ぶ交通の要衝として栄え、西近江路や若狭街道(塩漬けされた鯖を運搬していたことから鯖街道とも呼ばれる)などの陸上交通のほか、大津方面への湖上交通においても拠点となり、港町や宿場町が形成されました。
琵琶湖に浮かぶ大鳥居が有名な白鬚神社、神代文字を刻むと伝えられる安閑神社の石碑など、市内には神秘的な空気を感じるパワースポットが点在。琵琶湖に浮かぶ竹生島と対岸の伊吹山が重なる場所からは、春分と秋分の日に神々しい朝日を拝むことができます。
また、春は桜、夏は湖水浴、秋はメタセコイア並木、冬はスキーと、季節ごとにさまざまな楽しみ方があるのも、高島市の特徴。最近は、アウトドアを中心としたレジャースポット、あるいは観光地の要素に加え、移住先や別荘地(セカンドハウスを建てる場所)として大きな注目を集めています。
マキノの風景
高島市マキノには、息を飲むような美しい風景が広がっています。四季折々の豊かな自然に癒される暮らしを、少しだけ想像してみてください。
メタセコイヤ並木
農業公園マキノピックランドを縦貫する県道小荒路牧野沢線には、500本のメタセコイアが2.4KMにわたって植えられ、野坂山地の山々とも調和しつつ、マキノ高原へのアプローチ道を美しく演出しています。
マキノ高原
赤坂山の麓にあるマキノ高原は、春から秋にかけてはキャンプやグランドゴルフ、冬はスキーと、一年中、山のレジャーを楽しむことができます。また、温泉やレストランなど、周辺施設も充実しています。
海津大崎の桜並木
琵琶湖岸に800本のソメイヨシノが咲き誇る、滋賀県屈指の桜の名所です。母なる湖と満開の桜のマリアージュは、春だけの特別な景観。シーズン中は遊覧船が運航し、湖上からの花見を楽しむこともできます。
マキノサニービーチ
琵琶湖でもっとも美しいといわれる奥びわ湖の湖畔。腰まで浸かっても足元が見えるほど透明度が高い水の効果で、湖のずっと遠くまで見渡すことができます。2006年には「快水浴場百選」の特選に選ばれました。